PNG(Portable Network Graphics format)とは、W3C(インターネット関連技術の標準化推進団体であるWWWコンソーシアム)がGIFに代わるものとして開発、策定された比較的新しい画像フォーマット形式です。
現在、W3Cではインターネット標準の画像フォーマットとしてPNG(ピング)を推奨しております。
また、PNGフォーマットは国際標準規格としても検討されているようです。
今ではPNGの扱えないアプリケーションもほとんどなく画像形式としては素晴らしいものを持っているため今後も継続して使われていくと思います。(私も沢山使っていますが)
2003年6月に米国においてGIFの特許の期限が切れるそう(日本国内を除く)ですが、日本国内では来年まで特許が有効となっているそうです。
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| 特長(主なもの) |
ウエブ上でGIF形式のホームページ素材を使用する場合の注意点をまとめてみました。(私なりの見解です。)
GIF形式にはLZW圧縮法といわれる特許が含まれています。
数年前は自由に利用できました。
現在では、ウエブサイトで使用する場合にも特許問題に触れる可能性があります。
ここに、その注意点をまとめてみました。
GIFの素材をインターネット上に公開する場合の注意です。
GIFの素材を修正(色の変更、一部修正などもちろん含む)、ファイル変換(例:BMP→GIFなど)をした場合、ウエブ公開前の最終段階で、LZWの正式ライセンス(以下ライセンスと省略。)を受けたソフトウエアで行なわなければなりません。
ウエブ上でGIFの素材サイトなどで、ライセンスを受けたソフトで作成されていることが明記されている場合について。
画像修正が、サイトで認められている場合で、画像を修正、変換する場合、ライセンスを受けたソフトで行なわなければなりません。
その画像ファイルに対し変更を加えない場合は、特に問題ないものと思われます。(明記されていることを信頼するしかありません。)
しかしながら、当サイトの見解では、ウエブ上でGIF形式画像(LZW圧縮法を含んだ)を配布することは、例えライセンスを受けたソフトで作成しても、特許に触れると考えております。そのためPNG形式を推奨しています。
現状では、GIFが一般的です。PNGはまだ少ないです。(最近、ドンドン増えてきましたね。)
GIF、JPEG、PNGなど、インターネット上で使用できるファイルがありますが、どちらを使用するかはあなたの自由です。
当サイトでは、作る側、使う側の立場を考え、リスクのないPNGなどのご利用を推奨します。
インターネット上で、誰もが自由に安心して使用できる素材、またそれを取り巻く環境のため、PNG素材を作り続け広く公開したいと思います。
そして、PNGの普及、安心できるフリー素材の普及に努めたいと思います。
2003年8月現在、PNGの素材屋さんが沢山あってビックリです。かつてPNGの素材といえば数件しかありませんでした。(TT−HOUSEも含む)
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ライセンスフリーで、圧縮率がGIFよりも優れている。
インデックスカラーモードで256色[8ビット、4ビット、1ビット]でも使用できる。(GIFと同じ256色で比較すると、PNG形式の方が軽くなります。)
フルカラー以上(最大48ビットカラー)も使用できる。
普通フルカラーといえば24ビットもあれば充分だと思います。他にもいろいろな保存モードがあります。
可逆圧縮方式なので画像の劣化がありません。(フルカラーの画像を劣化させることなく保存できます。GIFやJPEGではできません。)
また、フルカラーモードでは、アルファチャネルを持った透過サポートしています。(画像を半透明にすることができます。ウエブ上でより優れた表現力を備えています。ちなみにインデックスカラーモードは1色のみ透過です。)
ガンマによるカラーマッチングで異なるプラットフォームでの画像の色が正しく表示できる。(WINやMACなどで色の見え方が同等になる。)
インターネットで有効な高品位プログレッシブに対応。(インターレースGIFと違い、画像が多段階で、綺麗に展開されます。)その他、ネット上の転送エラーチェック対応など。
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| 課 題 |
現在PNGには、アニメーションGIFに代わるものがありません。(現在はMNGとういうアニメーション形式があるか一部のブラウザしか対応しません。)
MNGというPNGベースのアニメーション形式が開発されていますが、この問題で、移行に躊躇っているサイトが多数あると思います。(最新のネットスケープ社のブラウザはMNG(現在はMNG-LC版)対応し始めたそうです。
また、WIN版のIE4、5、6はフルカラーのアルファチャネルが表示されません。MAC版IE5やネットスケープ社のNN6ではサポートしているそうです。)
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| PNGが開発された背景について |
1985年頃GIFに使用されているLZW圧縮法を、米国UNISYS社が特許をとりました。
Windows95が発売された1995年頃になって、特許使用料を要求するようになり、その頃、W3CでGIFに継ぐものとして、ライセンスフリーなPNG(W3Cで推奨されてます。)が開発、策定されました。
現在PNGは、配布、販売されているブラウザ、グラフィックソフトなどでは標準でサポートしています。
そして、インターネットが普及した近年なって更に、特許使用料を、GIFを使用しているウェブサイト(パテント契約を結んだソフトウエアを使用している場合は、現在のところ例外のようですが。)からも特許使用料要求するようになりました。
またGIFをウエブ上で使用している方は、任意で特許料を支払うこともできるようになっているそうです。
実はJPEGについても特許の問題が発生する可能性があります。個人レベルでは特に問題ないと思われますが、昨年、某日本企業が支払いをしたというニュースを見てビックリしました。またJPEG2000とういう最近できたフォーマットがあります。まだ一般に定着していませんが画像ソフトが続々と対応してきています。特許が発生するかどうかはちょっとわかりません。 |
| 安心できる環境を、PNG形式で! |
私の開発環境では、問題となるソフトウエアは使用しておりませんが、素材を配布する際、あらゆる問題、費用が発生する可能性あり、これからの動向が全く予測できません。
またW3CでもPNGを推奨しており、PNGに対応したソフトウエア、ハードウエアが普及してきています。
これからは優れた画像形式PNGが普及していくのは間違いないと思います。
当サイトでLZWライセンスソフトウエアで作成したGIF画像、GIFアニメなどを第三者が書き換えないで公開する場合であっても、「無料で素材を配布するという行為=フリーソフトウェアを公開」しているようなものだと思われます。
現在、フリーソフトウエアにはGIFを使えなくなり、フリーソフトでGIF画像を扱うソフトも殆どなくなりました。
特にプログラマー、そのユーザーにはとても残念なことだと思います。
最近、メーカーのグラフィックソフト体験版でさえGIFを使用できなくなってきたようです。つまり、購入して正式登録が必要です。体験版でGIFを使用できないとは・・・。PNG、その他の画像形式を使うしかないですね。(2000年7月頃確認)
携帯電話の方は一歩進んでおり、J−PHONEのJスカイ対応機種や、KDDIのez-WEB、そのほか一部のキャリアもPNG形式を採用しています。(お詫び:前回H"が入ってましたが報告があり訂正しました。) |
| フリー素材のスタンダードへ |
PNGの圧縮率が高いおかげで、データサイズがかなり軽くなりました。PNGインデックスカラーモード256色以下でかなり軽くなります。画像の読込みのスピード、またはサイズのプロパティを見ればわかります。
まだPNGを多用しているサイトは少ないですが、少しずつ増えてきています。
JPEGを使用しているサイトもありました。(JPEGは、不可逆圧縮で、フルカラーの写真向きです。背景透過に対応していないので、背景の色とページ素材の色を考慮しなければなりません。)
ブラウザもグラフィックソフト、ハードウエア(携帯電話など)も続々対応し、環境も整ってきております。
アニメーションが出来るフォーマット(PNGを利用したMNG、JEPGを利用したJNGなど現在開発中のようです。)が出来て、ブラウザが対応したら、一般的なフォーマットとして普及するでしょう。
現在、TT−HOUSEでは、PNG形式のアニメーションをJAVAスクリプトで動かし、またその素材とJAVAスクリプトを公開してます。JPEGなどもアニメーションできます。
追記
MNGがどうやら標準サポート化が無効になった模様です。ということはブラウザに組み込まれない、サポートされないのかもしれません。やっぱりPNGのアニメはJAVAスクリプトまたは、FLASHで行なうのが妥当かもしれません。
GIFファイルを使われる方はよく理解した上で使われたほうが、いいと思います。決して、GIFそのもの、またはそれに関するものすべてのものを批判しているわけではございません。このような内容を拝見すると不安になりますが個人レベルで市販のソフトウエアで使っている分には特に問題ありません。
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| 最後に |
PNGの素材屋としては、かなり早い段階から取り掛かりましたが、いまではすっかり、PNGの素材屋さん多くなりましたね。いつかピングと発音したか分からなくなりましたが、殆どの方が今ではピングと呼ばれているみたいです。
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